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映画祭から多様性について考える

6月4日に行った映画「バベルの学校」を取り上げた第一回にほんごCompass映画祭の感想を学習者からもらったので、内容の一部を 皆さんに紹介します。

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 イベントの日はとても楽しい日でした。映画もパネルディスカッションもとても楽しかったよ。映画はかんどうてきで、心にひびくストーリーでした。パネルディスカッションでは、面白いわだいがたくさん出て、とても興味ぶかかったです。 

 でも、一番楽しかったのはイベント中に写真を撮ることでした。ばしょやさんかしゃの皆さん、そして先生の写真を撮ることができたんだ。写真を撮るのが大好きで、思い出にのこる しゅんかん を切り取ることができたのは嬉しかったな。後で写真を見かえすのが楽しみだよ。 

 このイベントは本当にさいこうの経験でした!この日を特別にしてくれてありがとう。
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これは写真を撮ってくれたMustafaさんの感想です。Mustafaさんも、にほんごCompassで日本語を学習している学習です。それから登壇してくれたガブリエルさん、エマニュエルさんも学習者です。

先月のイベントでは、にほんごCompassだけでなく、いつもにほんごCompassを手伝ってくれている ことさんとしずさんが中心になって映画イベントの実行委員スタッフとして様々な局面で力になってくれました。地元から多くの協賛をいただき、県内外の110名もの方々にお越しいただけ、89名の方々からのアンケートを読むと、多様性と言ってしまえば一言ですが、色んな人がいる=色んな文化がある=それを知るというきっかけになるようなイベントになったかなと感じています。

にほんごCompassのある大分県別府市にはAPUがあるおかげで、100を超える国の人々が住んでいます。人口11万の別府にその割合を考えると、少なくありませんが、まだまだ地元と違う国の人との距離は縮まっていません。にほんごCompassはこれからも言葉を通じて人と社会をつなぐ活動をしていきたいと思っています。

尚、映画イベントにお越しいただいた方々には、その後も一緒に考えることのできる、コミュニティーをLINEでつくっています。[LINE ID (@092vteve)]